施工管理の経験を活かし営業職に挑戦

建設会社の施工管理として5年ほど従事していましたが、今後を見据えた中で違うキャリアを築きたいと考えるようになり、施工管理の経験を活かせる企業の営業職に絞って転職活動を行っていました。そこで富士古河E&Cを知り、ワークライフバランスを重視している点などが自分の求める条件と合っていたことから迷わず志望しました。

現在所属する部署は、プラント工事業における送電および発電分野をメインに営業活動をしています。送電分野については架空送電、地中送電を主としており、発電分野については火力、地熱、原子力、太陽光発電を主とした営業活動を行っています。私は、発電分野における電気設備の営業を担当しており、お客様に対して当社の実績や技術力を活かした各種ご提案を行っています。

道筋を立てて合意形成に向けて調整する

営業の業務は、「見積り作成業務」「社内外の取りまとめ」「契約業務」「予算管理」と大きく分けて4つあります。まず、お客様からご相談いただいた案件について技術部門に原価試算を依頼し、内容をもとに社内規定に基づいて費用を算出します。次に、技術・調達・安全などに関わる関係者を集め、状況に応じて会議の取りまとめを行い、社内調整します。そして、契約仕様並びに見積り条件を明確にし、工事開始前までにお客様との間で契約締結を行います。その後は年度ごとに決められた予算達成に向けて受注月にずれはないか、受注金額に増減がないかなど予算を日々管理します。中でも難しいのは社内外の取りまとめです。お客様のご要望や社内の意見を集約する際、営業職には両者が合意できるよう道筋を立てることが求められます。その都度、社内の関係者やお客様とコミュニケーションを取りながら合意形成に向けて契約内容や価格を調整します。

グループのシナジーを活かした営業活動

私の担当する案件はグループ会社である富士電機と協働することが多く、グループ全体として物量拡大に向けた営業活動ができるのが当社の強みです。その一つが建設計画中の火力・原子力の大型案件です。まだ入社間もない頃に経営判断が必要となるほどの大型案件に携わり、経営者目線に触れたことで契約における商務条件や社内の打ち合わせが最も重要であることを痛感しました。一方で、会社として重要な案件を無事に受注した際は、営業職として大きなやりがいや達成感が得られ、この仕事を選んで良かったとあらためて実感しています。

私は、高校時代はインターハイを目指してソフトテニスに打ち込み、大学では勉学に励んできました。営業職として役立つ学問ではありませんでしたが何事にも真面目に取り組むという姿勢は現在も活かされています。

需要の高まる発電分野に積極的に挑戦

カーボンニュートラルへのシフトや東日本大震災の影響によって火力発電や原子力発電は成長を見出しにくいのが現状ですが、逆に太陽光発電など自然エネルギーの分野は需要がますます高まっています。今後は、現在取り組んでいる分野と並行しながら太陽光発電や蓄電事業にも挑戦するなど積極的に新たな市場を開拓していくのが事業の方針であり、私個人としての目標です。

営業目線から見ても当社は受注高、売上高は毎年伸びており、これからも大きな成長を感じられる会社です。近年では人事評価制度も変わり、意欲のある人財に対してはキャリアアップが早められるようになりました。個人として向上心を持って仕事に取り組める環境が当社にはあります。ぜひ一緒に会社を盛り上げていきましょう。

休日の過ごし方

当社に入社してからゴルフが趣味となり、社内交流やプライベートで月に2回ほどラウンドしています。お客様とゴルフをする機会もあるため、一年ほど前から技術を磨くために毎週ゴルフレッスンに通っています。といってもスコアはまだまだ。とりあえず目標は100を切ることです。

1日の主な過ごし方

9:00

出勤、グループミーティング

10:00

打ち合わせ資料の作成や準備

11:00

社内関係者との打ち合わせ

12:00

休憩、昼食

13:00

メール・電話対応など

14:00

お客様との打ち合わせ

16:00

打ち合わせ資料まとめ、翌日の資料作成

17:30

退勤

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