人財を大切にする会社

地元の企業から複数の内定をいただきましたが、大学の教授から「同じゼミの卒業生である先輩が富士古河E&Cで活躍している」という話を伺ったのがきっかけで当社に興味を持ちました。そして、入社の決め手になったのは大学で開催された会社説明会でお会いした人事担当者の人柄に触れたことです。話をされている様子から「風通しの良い職場で人財を大切にしている会社だな」と思い、一緒に働きたいと感じました。

電気設備事業本部はプラント工事業と内線・建築工事業を手掛けており、本部のほかに国内子会社5社、海外子会社6社を統括する大規模な組織です。電気設備工事業は子会社も含めると全社の約70%の売上を占めています。

私は業務統括部管理部に所属しており、主に本部内の企画管理業務、経営計画事業および予決算管理、短期事業戦略の分析や提言、経営陣に対する見える化の推進のほか、事業企画や戦略に対する業績や予算の進捗管理といった業務に従事しています。

3〜5年後の事業のあるべき姿を立案する

現在は、事業企画や戦略に関する日々の進捗管理を行いながら2026年度に向けた事業の中期経営計画を策定しています。業績の推移、今後需要が伸びそうな市場に対するリサーチ、社員一人あたりの売上・生産比率など、さまざまな角度からデータ分析や比較を行い、自分なりに仮説を立てて経営戦略や施策のヒントを導き出します。

分析結果を経営陣に説明するための資料を作成するにあたっては視覚的に見やすく分かりやすい資料づくりを心掛けるなど「データの見える化」にも注力しています。自ら分析・検証して導いた答えを資料に落とし込み、その資料が経営会議や取締役会といった主要な会議で使用されるなど、経営にダイレクトに関わることができる責任とやりがいの大きな仕事です。

若手社員にも大役を任せてくれる環境

入社4年目で2019〜2023年度の中期経営計画の策定に携わりました。若いうちに今後の事業経営に関する業務に携わる機会を与えていただけたのは自身の成長につながっていると感じています。中期経営計画は、3〜5年後の事業としてのあるべき姿を具体的に数値目標として設定し、営業、事業戦略、目標を達成するための具体的な施策などを定め、数年後の目標と現状のギャップを埋めることを目的に策定します。さらに、3C分析やSWOT分析などさまざまな分析を通して当社の強みや弱みといった内部環境や、マーケットの市況、社会情勢、競合他社の動向などの外部環境を把握することで目標が見えてきます。このような業務を経験したことで、「その業務はなぜ必要なのか」「何のために業務を行うのか」を意識するようになり、長期的に物事を見据えるといった計画性を身につけることができました。

密な対話や交流がチームワークを高める

この仕事は決して一人ではできません。幅広い分野を取り扱っていることからメンバーはそれぞれ担当を持っており、私は主任としてそれらの取りまとめを行っています。そのため常に上司や先輩、後輩社員とのコミュニケーションを図り、良好な人間関係を構築することでチームワークを高めることを大切にしています。そして報連相など情報共有を徹底することでリスク管理や生産性の向上に努めています。また、プライベートでは初めて育児を経験しています。男性社員の育児休暇取得率も年々増加し、今年度からは出産育児支援休暇が設けられるなど非常に働きやすい環境になっています。

今後は他部署や支社といったまだ経験したことのない環境で幅広い知識・スキルを身につけたいと考えています。後輩社員から目標とされる先輩となることで上司と後輩社員との橋渡し役として部内をまとめられる存在になるのが目標です。

休日の過ごし方

初めての子育てで休日はあっという間に過ぎてしまいますが、人生で何度も経験できるものではないので常に楽しみながら育児をしています。散歩や買い物などに連れていったり、家事を分担するなどイクメンと言われるように頑張っています。また、今までほとんどやっていなかった料理に少しずつトライするようにもなりました。

1日の主な過ごし方

9:00

出勤、メールチェック

9:30

部内ミーティング

10:00

データ分析・検証

11:00

資料作成

12:00

休憩、昼食

12:45

事務作業

13:00

打ち合わせ・会議

15:00

データ分析・検証

16:00

資料作成

17:30

退勤

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