地元に近い地域に貢献がしたい

社会に貢献できるやりがいの大きな仕事がしたいと建設業を中心に就職活動を行っていたところ、富士古河E&Cに就職した先輩から紹介してもらったのが当社を志望したきっかけです。入社後に1年間の研修期間が設けられていることや、多種多様な分野で活躍できることに魅力を感じました。先輩からは、「研修期間中は全国から集まった同期たちと共に学び、寮も一緒なのでクラスメイトに近い感覚だよ」と伺っていましたが、実際にその通りでとても楽しく有意義な1年間でした。

研修期間中に現場実習が複数ありますが、私の実習先は広島と兵庫でした。鳥取県出身ですので話す言葉に親しみもあり、さらに地域の風土も合っていることから配属面談の際に関西勤務を希望したところ、人事の方に配慮していただき西日本支社に配属となりました。

水のある「当たり前の暮らし」を守る

所属する部署は、西日本エリアの浄水場や下水道処理場における電気・機械設備の設計や施工を行っています。私が担当するのは大阪府と京都府の浄水場で、電気設備更新工事における見積積算、設計、施工、工程管理業務などを行っています。

浄水場施設は暮らしに欠かせない社会インフラです。各市にある複数の浄水場から市内全域に水を供給していますが、万が一、施設内の電気設備が故障すると水の供給がストップしてしまいます。そのため電気機器の更新期限は厳しく設定されており、古くなった電気設備を順次更新する必要があります。

更新工事はまさしく時間との戦いで設定された時間内に必ず作業を終わらせなければなりません。工事中は電気設備が止まることから、事前にきれいな水を溜めておく配水池を満水にし、溜めていた水が無くなるまでの間に古い設備の撤去と新しい設備を設置します。そのため、当日の工事にトラブルが生じないよう数カ月前から綿密な計画を立てます。

初めて任された新設工事の現場代理人業務

2020年に担当している市に新しい配水池を新設する工事に携わりました。その市にはもともと2つの配水池がありましたが、新しい配水池は地震などの災害時に応急給水できるよう発電機などを備えた貯水場として計画された案件です。

それまで現場代理人としては更新工事のみを担当していましたが、この時に初めて新設工事を任せてもらいました。お客様と打ち合わせを行い、自ら考えた計画で工事を進めることができたのは大きな成長につながっています。その反面、新設工事なので責任も大きくなります。土木工事、機械工事、配管工事と進み、我々が行う電気設備や照明設備工事は最後の工程になることから、関係者間でスケジュールをその都度確認しながら工期に間に合うよう調整します。また、周辺住民への配慮も欠かせないなどこの経験によって視野を広く持つことができたのは私にとって財産となりました。1年3カ月におよぶプロジェクトでしたが、無事に完工した時は大きな達成感が得られました。

施工時の細やかな配慮が信頼につながる

浄水場施設の電気設備は長く使われるものであるため、お客様がメンテナンスしやすく、さらに安全性にも配慮しながら施工を行うことを普段から心掛けています。長い間、私たちの暮らしを支えている上下水道施設ですが建物などの老朽化が進んでいるものも数多くあります。今後はフルリニューアルなどこれまでに経験したことのない大規模な設備の更新に挑戦することが目標です。そして主任として後輩社員の育成にも力を入れていきたいです。

西日本支社は社員数が150人ほどの組織で同じフロアに他部署の社員もいることから横のつながりが強く、気軽に会話のできるアットホームな雰囲気です。支社全体での交流も盛んでバーベキュー大会なども毎年開催しています。社会インフラに携わりたい方はぜひお待ちしていますが、どの部署であってもやりがいや達成感の大きい仕事ばかりですので、1年間の研修期間を活用して自分に合った事業部門を選んでください。

休日の過ごし方

同僚からゴルフクラブ一式をもらったのをきっかけにゴルフを始めました。上司や先輩に誘われて初めてラウンドした時は、スコアはボロボロでしたが、空気の澄んでいる自然の中にいることでとても気持ちが良かったです。現在は月に1回程度、同僚やお取引先の方などとラウンドしています。場所は兵庫県が多く、特に温泉付きのゴルフ場は最高です。

1日の主な過ごし方

8:30

現場朝礼、危険予知活動

9:00

ケーブル布設・電線管取付作業など

10:00

現場巡回

12:00

休憩、昼食

13:00

打ち合わせ

14:00

現場巡回

17:00

現場作業終了

17:30

事務作業・設計など

18:00

退勤

※現場によって始業・終業時間は異なります。

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